爽やかさと、落ち着きと。
- shoei1
- 5月27日
- 読了時間: 3分
梅雨入り前のひととき
昭栄建設の庭は、白い花で彩られています。

こちらのハナショウブは、植物学者の牧野富太郎氏によりますと
元来がんらい、わが邦くにの山野に自生している野のハナショウブがもとで、それを栽培に栽培を重ねて生まれしめたものである。
ハナショウブは、まったく世界に誇ほこるべき花であるがゆえに、どこか適当な地を選んで一大花ショウブ園を設計し、少なくも十万平方メートルぐらいある園を設もうけて、各種類を網羅もうらするハナショウブを栽うえ、大いに西洋人をもビックリさすべきである。
ハナショウブ『植物知識』牧野富太郎
日本に自生していたものに栽培を重ねて現在の姿になっているのですね。
各地の菖蒲園も今、見ごろを迎えているようです。
ゆっくり菖蒲園巡りを楽しみたいものですね。

数年ぶりにミドリハカタカラクサが花を咲かせました。
トキワツユクサに似ているこちらの花
博多の名がついていますが、南アメリカ原産の植物だそうです。

ドクダミはHouttuynia cordata Thunb. の学名で世界に通っている。この属名はオランダの学者で日本の植物をも書いたホッタインの姓を取ったもので、種名のコルダタはコルダタは心臓形の意で、その葉形に基づいて名づけたわけだ。
ドクダミ『植物知識』牧野富太郎
心臓形の葉、なるほど~と思いますね。
昭栄建設の庭には、このような八重のドクダミも咲いています。
この八重咲は、突然変異で生まれたもので
ふとした環境の変化で元の一重に戻ることもある
デリケートなお花です。

梅雨空の下でも爽やかさを運んでくれる白い花、素敵ですね。

白い花の中でひときわ存在感を放つのは、カシワバアジサイ
日本原産と思いきや北アメリカからやってきた植物。
こちらのお花は八重ですが、一重のカシワバアジサイは
夜になると、甘い香りを放つそうです。
どの様な香りがするのか、探して、嗅いでみたいものです。
ここまでは庭の植物をご紹介しましたが
緑と白の爽やかさをインテリアに採り入れた一例も
ご紹介します。

緑の色は、山や植物などを連想させ心を落ち着かせてくれる効果があります。
緑があることで気持ちにゆとりができ、暮らしもより充実することでしょう。
また緑×白×ベージュの組み合わせはナチュラルで柔らかみのある空間を
生み出してくれます。緑の色にはさまざまな種類がありますし、塗料も壁紙も
バリエーションが多く揃っています。ご自宅にぴったりの緑を使った素敵な
インテリアを見つけてみませんか。
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本日もお読みいただきありがとうございました。
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